今までパッケージを手動でインストールしていて、自分が何のパッケージをインストールしたかを
把握できなくなってきていたので、el-get.elでパッケージ管理をすることにしました。
el-get.elでのパッケージ管理の特徴
自分がel-get.elでいいなあと思ったのは、以下の2つ
- 自分がどのパッケージをインストールしているのかを簡単に把握できること
- レシピといって、パッケージごとのインストール方法を柔軟に設定できること
emacsのバージョン
emacsのバージョンは homebrew でインストールした「24.1.1」です。
emacs.dの構成
今回、今使っているemacs.dを捨てて、一から作り直すことにしました。
.emacs.d
├── conf … init-loaderで分割したファイルを入れる
└── elisp … 手動でパッケージを入れた場合はここに直接入れる
│ ├── el-get … el-get.elでインストールしたパッケージをディレクトリ単位で入れていく
│ └── auto-install … auto-installでインストールした場合
│
└── init.el … .emacs.elの代わり。load-pathの設定など
今回は .emacs.el は使わずに代わりに .emacs.d 直下に init.el というファイルを作成します。
また、できるかぎり el-get.el でパッケージ管理を行なっていき、インストールできなかった場合は auto-install でインストールを行うことにします。
auto-install でもインストールできなかった場合は、elispディレクトリ直下に手動でインストールしていきます。
今後のインストール方法(パッケージ管理)の優先度
1.el-get > 2.auto-install > 3.手動
el-get.elのインストール
まずは el-get.el 本体のインストールから。事前に上記の .emacs.d の構成を作っておくこと。
el-get.el でインストールしたパッケージは、.emacs.d/elisp/el-get/ 直下に入れていきます。
init.el に以下の設定を入れて、emacsを起動させると自動でインストールが始まります。
init.el
(setq load-path
(append
(list
(expand-file-name "~/.emacs.d/")
(expand-file-name "~/.emacs.d/elisp/")
(expand-file-name "~/.emacs.d/elisp/el-get/el-get/")
(expand-file-name "~/.emacs.d/elisp/auto-install/")
)
load-path))
(unless (require 'el-get nil 'noerror)
(with-current-buffer
(url-retrieve-synchronously
"https://raw.github.com/dimitri/el-get/master/el-get-install.el")
(goto-char (point-max))
(eval-print-last-sexp)))
(el-get 'sync)
以下のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございます!