Rictyとは
去年あたりから話題だったRictyをなんとなくインストールしてみました。
フォントの特徴は、本家サイトに詳しく書いてあるので見て頂くとして、個人的には「半角文字と全角文字の横幅の比が 1:2 に調整される」ところが素敵だなあと思います。
インストールの前に
Rictyをインストール(生成する)には、事前に
1.「fontforge」がインストールされていること
2.「Inconsolata」と「Migu 1M」をダウンロードしていること
が前提となります。
fontforgeのインストール
homebrewでインストールします。
brew install fontforge --use-gcc --without-python
Ricty本体のダウンロード
git clone git://github.com/yascentur/Ricty.git
Inconsolata、Migu 1Mのダウンロード
ダウンロード先は、先程cloneしてできたRictyディレクトリ内にしました。
cd git/Ricty
wget http://levien.com/type/myfonts/Inconsolata.otf
wget 'http://sourceforge.jp/frs/redir.php?m=iij&f=%2Fmix-mplus-ipa%2F56156%2Fmigu-1m-20120411-2.zip'
unzip migu-1m-20120411-2.zip
Rictyの生成
sh ricty_generator.sh auto
生成したフォントをコピー
Macのフォントは/Library/Fonts以下で管理しているので、生成したRictyをcopy。
cp -a Ricty*.ttf /Library/Fonts
ターミナルのフォントの設定をRictyにする
他のサイトではemacs単体のみに設定していることが多かったんですが、
せっかくなんでターミナル全体に設定します。ちなみに私はTotalTerminal派です。
実行画面
見ていただくと解るように
「半角文字と全角文字の横幅の比が 1:2に調整されている」
「全角スペースが可視化されている」ことがわかります。
文字自体は少し丸っこくて初めはちょっとだけ違和感があったのですが、慣れるとすごく見やすく感じてきました。
参考サイト
以下のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございます!